福岡の中心地、天神から電車で約15分、西鉄二日市駅を降りて3分程路地を歩いた先に「藁焼と鍋 結(ゆい)」さんはあります。二日市と言えば何と言っても長い歴史を持つ二日市温泉が有名な場所。駅から歩く風景もどこか懐かしさを感じさせるものがあります。
そんな場所にお店をオープンしたのは2023年の9月。オーナーである金子さんは、お客様に美味しい物を出来るだけリーズナブルにお届けしたいという熱い想いの持ち主で、食材もこだわりぬかれており、藁焼きのメインとなる鶏肉は福岡県朝倉市で昔から育て方を変える事無く古処山の豊かな自然の麓で長い時間じっくりと育てられた「古処鶏(赤鶏)」を採用しています。また、もうひとつのこだわりは鮪。長崎県新上五島町産の「かみまぐろ」と呼ばれるミネラル豊富な土壌と若松瀬戸の海流の中で育てられた良質な本マグロを一度も冷凍せず生の状態で仕入れる事により、鮪本来の美味しさを存分に味わっていただけるよう、より鮮度の高い状況でご提供されています。
そんなこだわりの食材をお楽しみいただけるお店は、カウンターとテーブル席を合わせて24席。とても清潔感のある店内でお召し上がりいただくメニューはアラカルトからコースメニューまでご用意。アラカルトメニューでまずお召し上がりいただきたいのは何と言っても看板にも書いてある「藁焼き」です。古処鶏の藁焼きはもちろんの事、かみまぐろの藁焼きも絶品。燻製とも炙りとも違う優しい香ばしさが食欲をそそります。もう一つはこちらも看板メニューであるお鍋。古処鶏のしゃぶ鍋や鮪のねぎま鍋はあっさりとした口当たりでついつい箸が進んでしまいます。鍋の〆にはこれまた長崎県五島列島の特産である「五島うどん」がお鍋のスープと麺が程よく絡み合って絶品です。もちろんそれ以外にもお酒のあてには堪らないメニューがたくさん!コースメニューも飲み放題付きなどご予算に併せてリーズナブルに案内してくれるのでとても嬉しい限りです。二日市の懐かしい雰囲気の中で味わうオーナーのこだわりの藁焼きと鍋、是非一度ご賞味ください。